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杉本 昌義; 野田 健治
Proc. of the 1994 Int. Linac Conf., 2, p.842 - 844, 1995/00
原研では過去6年にわたりエネルギー選択型の高エネルギー中性子照射施設(ESNIT)の概念検討を進めてきた。これは液体リチウムターゲットにcwの重陽子ビームを50~100mA、10~40MeVで入射し、核融合炉材料開発に必要な強度とスペクトルの中性子源を得ようとするものである。基本仕様として120MHzのRFQと複数のタンクから成る120MHz DTLの組合わせを採用した。ターゲットへの熱負荷軽減のため最終ビームスポットを一様に拡大しエネルギー幅を一様に持たせるデバイスが必要であり、ビームエネルギーの変化に十分対応できるものでなければならない。長期間にわたり安定なビームを供給する技術、高放射線下で機器の保守・交換を確実に行う方法は加速器分野では未解決であり重要な技術課題である。
杉本 昌義; 加藤 龍好; 永井 良治
Proc. of the 1994 Int. Linac Conf., 2, p.840 - 841, 1995/00
原研では超電導加速器を用いて遠赤外のFEL発振を行うための装置を開発している。このための制御系として複数台のパーソナルコンピュータをピアツーピアネットワークで接続しそれぞれに付属するCAMACシステムを通して各機器の監視・制御を行うようにしている。OSとしてWindowsを用いグラフィックスによる監視・制御が標準的に行われる。ソフトウェアはオブジェクト指向に基づく設計になっており、デバイス/コントローラ/ホストの3層に抽象化される。ホスト層は各種パネル、ロガー、シミュレータ、ヘルパー等から構成されそれぞれ実体及び仮想対象に相当するデバイス層にアクセスする。このときコントロール方式の違いを吸収するため抽象化されたコントローラを介して実行する。各層は別個のプログラムとして開発可能なためじん速なプロトタイピングが実現される。
竹内 末広; 柴田 理尋*; 石井 哲朗; 池添 博; 吉田 忠
Proc. of the 1994 Int. Linac Conf., 2, p.758 - 761, 1995/00
原研タンデム加速器の後段ブースターとして開発してきた超電導リニアックが1993年に完成し、調整運転・ビーム加速テストを行ってきた。結果としては、加速電圧は「Q-disease(水素析出によるQ低下の病気)」の影響があるものの設計値30MVの94%にあたる28MVまで発生できる。これまでに加速したイオンはCl、Cl、Niでそれぞれ351MeV、446MeV、658MeVまでの加速エネルギーを得た。その他の面も含めてほぼ設計通りの性能を得ており、これまでの運転経験、性能試験結果、ビームテスト結果等について述べる。
岡田 漱平; 金子 広久; 須永 博美; 滝沢 春喜; 四本 圭一
Proc. of the 1994 Int. Linac Conf., Vol. 2, 0, p.570 - 572, 1994/00
ポジトロンファクトリーにおける高強度単色陽電子ビーム発生のための電子リニアック(ビームエネルギー:約100MeV、平均最大ビーム出力:100kW)の概念設計を行った。また、新しく開発したモンテカルロ計算システムによる設計計算及び動作試験等の結果に基づき、高出力ビーム対応の自走式回転コンバータと、同時に複数の単色陽電子ビームを供給できる多チャンネルモデレータアセンブリーとから成る新しいターゲットシステムを提案した。